- 予防について
野良猫の保護活動をされる皆さまへ

先日、SFTSウイルスに感染した猫の治療にあたった獣医師が、残念ながら同ウイルスに感染して亡くなる事例が発生しました。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)の感染リスクにご注意ください。
SFTSはマダニを介して猫が感染し、さらに人にも感染することがある非常に危険なウイルス感染症です。
感染予防のためにできること
厚手の手袋・長袖の服で咬傷・ひっかき傷を防ぐ
弱った猫を扱うときは特に慎重に(ゴーグル・マスク・手袋)
自身の体調にも注意を払い、異変を感じたらすぐに医療機関へ
外に出る猫はSFTSに感染するリスクが高くなります。
当院は、ノミ・マダニ・フィラリアの駆除薬(例:レボリューションプラス、ブラベクトプラス)の定期使用を推奨しています。
ノミ・マダニ・フィラリア駆除薬を使うことはSFTSなどのマダニ媒介性の病気のリスクを最小限にすることができます。
猫は室内飼育を徹底しましょう!